旧堺燈台の概要
旧堺燈台は大阪府堺市にある高さ約12mの灯台跡で、南海本線堺駅から西へ約1kmのところにある堺旧港の突端に位置する。築造されたのは1877年まで遡り、現地に現存する木造洋式灯台としては日本最古のものの一つで、国の史跡にも指定されている。現在は灯台としての役割は終えているが、今も港町・堺のシンボルとして親しまれている。
旧堺燈台から見る夕焼け
旧堺燈台は西方に大阪湾が広がり視界が開けていることから、大阪における夕焼け鑑賞スポットの一つとしても知られている。歴史を感じさせる木造洋式灯台と大阪湾に沈みゆく夕日のコラボレーションはとても美しく、夕暮れ時になると多数の人々が灯台周辺に集まって来る。
夕焼け鑑賞のオススメ時期
夕焼けは一年を通して見ることができるが、中でも夕焼けが最も美しく見える時期は夏と言われている。これは夏の方が湿度が高く空気中の水蒸気量が多いためで、光の散乱のメカニズムから赤い光だけが残りやすくなり、結果空がより真っ赤に染まった美しい夕焼けを見ることができる。
旧堺燈台へのアクセス
南海本線「堺駅」下車徒歩約13分
※道中は大型公園や高速道路をはさみ道順が分かりにくいので、Googlemap等の経路サービスで確認した方が良い