日本一の観光地・京都において最も観光客が集中するのが秋の紅葉の季節。京都の観光名所の多くは紅葉の名所でもあるため、すなわち街の至る所に紅葉スポットが存在します。見頃時期になれば京都が誇る伝統的な景観が色鮮やかな紅葉によって美しく彩られ、中でも清水寺、東福寺、永観堂、嵐山などは人生で一度は見るべき紅葉の絶景スポットです。その分、ピーク時には一目見ようとした凄まじい数の観光客が押し寄せます。
京都市上京区・中京区・下京区の紅葉
いわゆる「洛中」と呼ばれる京都の中心エリアとなりますが、代表的な名所である京都御苑や二条城は広大な敷地を有するので混雑しづらく、加えてアクセスも良好な紅葉の穴場スポットです。また北野天満宮にある史跡御土居では壮大なモミジの紅葉が見られ、特に夜間ライトアップされた光景は絶景です。
京都市左京区の紅葉
京都でも一二を争う紅葉名所・永観堂禅林寺を筆頭に紅葉スポットが特に多く集まります。市街地では他にも平安神宮や真如堂、金戒光明寺といった大規模な神社仏閣が多数点在。山間部に目を向ければ大原三千院や鞍馬寺などで広大な紅葉風景が見られます。また八瀬にある瑠璃光院の紅葉リフレクションも近年非常に人気を博しています。
京都市右京区の紅葉
広大な面積と豊富な自然を有する右京区。その中心地域である嵯峨嵐山は京都が誇る大人気紅葉エリアの一つで、渡月橋を筆頭に多数の紅葉名所が密集しています。また東部に延びるきぬかけの路沿いにも仁和寺や龍安寺等の名所が点在。さらに北部の高雄エリアにも神護寺や高山寺といった魅力的なスポットが存在します。
